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福岡店
【天然木で作るウッドデッキの魅力】
皆様こんにちは。
本日は天然の木にこだわったウッドデッキを紹介します。
最近はお手入れがいらない樹脂製のデッキが人気ですね。
いつの時代も人気の高いウッドデッキですがメンテナンスが大変。
今回はウリン材ウッドデッキのご紹介をいたします。
天然木『ウリン材』のウッドデッキ
まずはじめにお伝えしたいのが、
■天然の木なのに35年以上も持つ!
■害虫などが寄ってこない!
■雨や水に強く腐らない!
■樹脂デッキよりも安い!
これ、意外と知られていません。。。
「天然の木だと直ぐ腐っちゃうでしょ?」
「天然の木は虫が寄ってきてお手入れが大変。」
「防腐剤が入ってて環境にも子供にも良くないんでは?」
というのが世間一般に思われている天然木のウッドデッキの
イメージだと思います。
上記の様なウッドデッキはホームセンターなどで売ってる
いわゆるDIY仕様の安い天然木です。
古いデッキのイメージです。
結果、ウッドデッキに出れなくなり、使わなくなり
大きなゴミとなります。もったいない。
それで天然木でもおすすめしています『アイアンウッド』をご紹介します。
「え、でも何でウリン材は腐らないし持ちが良いの??」
という皆様の心の声に一つずつお答えしてまいりましょう。
ウリン材が35年以上も持つのはなんで?
ウリン材の中にはポリフェノールがぎっしり詰まってます。
ポリフェノールはぶどうやワインなどにも含まれる成分です。
(1)ポリフェノールが害虫を寄せ付けない!
それにはウリン材に含まれる「ポリフェノール」が大きく関係してきます。
ポリフェノールには抗菌作用があり、この抗菌効果によって、
木材の中でバクテリアやシロアリの繁殖をしっかり抑えてくれます。
天然の成分なので環境やお子様・ペットにも安心ですよね。
なので、木の天敵である虫からの侵食が一切ありません。
(2)雨や水に強く腐らない!
原産国ではウリンは海辺に生息しています。
その為湿気はもちろん海水にも耐久性があります。
主産地のボルネオでは「生涯腐らない木」「100年腐らない木」などと言われています。
木の大敵である水にも強いため、劣化する理由がありません。
ちなみにプランターとしても作ることが可能です!
樹脂デッキよりも安い!?
昨今「腐らない・メンテナンスがいらない」として
樹脂製のウッドデッキが多く販売されるようになりました。
樹脂製のウッドデッキもかなり性能が上がっているので
個人的にはお勧めです。
(ここでは私達が使うプロユースの樹脂デッキを指します。
ホームセンターなどで売っている安い樹脂デッキはお勧めできません。)
ウリン材と樹脂デッキを比べた時に、価格はどうかというと・・・
ウリン材の方が安いんです。
※当社比。樹脂の方が安い会社もありますが、
素材が良いので高いと思ったと驚かれる方も多いです。
ウリン材のいいところをご紹介してまいりましたが、
デメリットもございます。
ウリン材のデメリット
(1)アクが出て周辺にシミができる事がある
上記でも説明致しました「ポリフェノール」が多く含まれているため、
設置後 雨風によりこのポリフェノールが染み出てきて
ウッドデッキの周りや下地を汚すことがあります。
ですが、3ヶ月程しましたら樹液が出きってしまうので
その後は目立つ汚れはなくなって来ます。
汚れが酷い所はブラシで水洗いをしていただくか、それでも落ちない場合は
キッチンハイターなどの洗剤で洗って頂きますと綺麗になります。
下が汚れては困る!という所では設置が難しいですね。
(2)加工が大変です。
ウリン材は”アイアンウッド”とも言われている。とお伝えしましたが、
アイアンと言われる由縁が、「重さ」とbです。
大半の木材は水に浮きますが、ウリンは密度が高く重いので沈みます。
よって運搬が大変です。
また、密度が高いのでカットも大変。
日曜大工でウリン材のウッドデッキを作りますとかなりの時間がかかります。
ウリン材の魅力
上記以外にもウリン材にはまだ魅力があります。
一般的に3年で劣化してくる安いウッドデッキは腐って枯れてきますよね?
ウリン材はポリフェノールの働きにより腐らないので
枯れていく木とは違い、水分・酸素・日光などの影響で
年々深みが出てきて最終的には深いこげ茶色になります。
また、ウリン材は成長するまでに時間が掛かります。
じっくり濃密に育つので、設置後の暴れが少なく、
曲がり・ひねり・割れ等も殆ど生じません。
ウリン材はとても硬く緻密で、
木材と石の中間くらいの質感があります。
なので手触りも滑らかで、水に濡れても毛羽立ちません。
プロ目線でお伝えしたいこと。
どうでしょうか?
これまでの説明で、ホームセンターで売っている安いウッドデッキとの
価格差が出る理由がお分かりいただけたのでは無いでしょうか?
とはいえ、見積りを取るとやはり予算もありますので
安いウッドデッキも魅力的に思われると思います。
「1年待って、お金を貯めてでも良いウッドデッキを設置して下さい!」
それには明確な理由があります。
安いウッドデッキを設置した場合、初期投資は安いですが
・定期的に防腐剤の添付が必要
・2年に1回塗装が必要
・ひび割れ、ササクレ等により素足で歩けない
・3年程度で腐ってくる
・交換の際に、新規設置費用の他に処分費がかかる
など、ウリン材の耐久年数と同じだけウッドデッキを使った場合、
最終的にトータルでウリン材の方が安くなります。
また、メンテナンスフリーなので、毎年のお手入れも必要ありません。
皆様口を揃えてやめておけばよかった。と仰るので、
ぜひこれからウッドデッキを検討される皆様には
後悔の無いようご検討頂きたいです。